風が吹けば桶屋が儲かる!

 (T・H/40代・男性)

イメージ画像 明けましておめでとうございます!また新しい年を迎えました。
昨年は世界中で新型コロナウイルスの感染拡大という未曾有の事態に陥りました。
新型コロナウイルスの影響で失ったものも多いとは思いますが、代わりに新たな価値観や大切なものを再認識したりと得られたものも多かったのではないでしょうか。
そんな状況で1年を過ごし、新しい生活スタイルを定着させた方も多いと思います。

私も感染拡大前は頻繁に飲みに出たり、外食したり、用事がなくても街ブラしたりと人混みの中で生活していましたが、すっかり巣ごもり生活が定着し巣から出られなくなってしまいました。
巣ごもりの必須としてECサイトです。なんでも売っているし安いといった商品をクリック一つでお家に届けてくれる魔法になります。


10年以上もお家ではお酒をあまり飲まなかったのですが、最近は頻繁にお家BARをオープンしてすっかり常連になっています。お家BARの良いところはビールからテキーラまで各種を用意しても安いし(外の店で1杯800円くらいのがネットで買うと1本2000円ちょいとかだし・・)、クローズしたら直ぐに寝ることができ飲み過ぎてしまうことも度々です。

 

では、コロナ禍の世の中ではどうなのでしょうか。
クラスターの発生し易い場所として飲食店の多くが苦しい経営を迫られています。
もちろん関連する卸売業なども同じく苦しい状況のようです。中にはWEBを利用した新販路開拓など新しいアイデアで対応している企業もあるようです。

 

また、行動制限が多くなっている状況で、航空会社、旅行代理店、観光業なども大ダメージを受けているようです。
こちらもアイデアで対応を試みている企業を見かける事があります。
面白いと思ったのは、オンラインツアーがなかなかの好評のようで、各社で想像以上の売り上げが出ているようです。
オンラインツアーは観光地をプロの方が案内をしてくれたり、360°のバーチャル観光などを自分に合った旅行先を選んでお家で観光を楽しめるサービスです。

 

ただ、逆にコロナ禍で景気が良くなっている業界も結構あるようで、言うまでもなくマスクや消毒薬、体温計などはかなり売れているようです。
あとは、やはり巣ごもりする方が多く増えたためお家で利用するグッズは軒並み景気が良いように見えます。
特に、ゲーム業界はかなりの好景気になっているようで某大手企業は昨年春の時点では年度でマイナスの予想だったところから大きいプラスで着地したとの事です。
デジタル家電も多く売れたと思っていましたが、お家で使うPC関連、映像・サウンド関連物は2~3倍売れたが、お外で使うデジカメなどは半分程度まで落ち込んだようです。

 

最後に私も多く利用するECサイトです。
1回の購入単価はほぼ変わらないが、新規顧客と注文数が大幅に増加しているようで、新規顧客は2倍のペースらしいです。合わせてネットで注文できるフードデリバリーサービスも激化しており、複数の新しいサービスがスタートしました。

 

これからの時代は、昨年から始まった新たな生活スタイルに合わせて、新しい価値観で生きていく必要があると感じます。ただ、昨今は情報過多な世の中であるため、風が吹けば桶屋が儲かるといった、因果関係を正しく把握し考えることが重要だと思います。